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FX 取引画面 [買う・売る・予約] の操作

2023年7月29日

USドル/円 ロングエントリー

これから FX やってみようと思うんだけど、実際に買ったり売ったりするのって、取引画面でどんな操作をするの?

「実際にどんな操作をするのかが分かると、FX がどんなものか、イメージできるようになるんだけど…」

って人は少なくないでしょう。

そこで、パソコン上の取引画面の画像を使って、いくつかの取引シーンをパターン別に見ていくことにします。

※2023/7/28確認

リアルタイム(即時)トレード

リアルタイム(即時)トレードは、レートの変動を見ながら「今だ!」というタイミングで買ったり売ったりするトレードで、もっとも基本的なスタイル。

※これに対し、あらかじめ指定しておいたレートで自動的に売買を行うのは「指値」「逆指値」といいます(後述「指値・逆指値トレード」)。

「買って売る」パターン

まずはイメージしやすい「買って売る」パターンを見てみます。

※DMM FX のトレード画面を使用しています(【DMM FX】について詳しくはこちら)。

※通貨ペアは、USドル/円。「ドルを買って売る」をしてみます。

買 ASK

チャート(折れ線グラフ)を見て、これから上がっていきそう(円安に動きそう)だと思ったら、「買 ASK」とある赤いボタンをクリックまたはタップします。

※ドルを買ったものと擬制されます。

※最小単位の1Lot(ロット)だけ買ってみます。

USドル/円 ロングエントリー

1ドル140円 5.9銭の瞬間にエントリーしました。

小さなマイナスからスタートします(証券会社に支払う手数料分)。

USドル/円 ロングエントリー

含み益・含み損

レートは常に、上がったり下がったりを繰り返しながら変動しています。

※USドル/円の場合、円高だと下がり、円安だと上がります。

現在のレート(売 Bid)とエントリー時のレート(買建)の差で損益を把握します。

決済するまでは、プラス(含み益)になったりマイナス(含み損)になったりします。当たり前ですが、プラスが大きくなったところで決済することを目指します。

含み益

※DMM FX で、USドル/円 1Lotでトレードする場合、0.5銭のレート差は50円分です(1銭のレート差は100円分、10銭のレート差は1,000円分、1円のレート差は10,000円分)。つまり、レートが1円動くと1万円の損益が発生することになります。

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決済

頃を見計らって、決済します(売り決済)。

DMM FX の場合、「クイック決済」をクリックまたはタップするのが分かりやすいでしょう。

※他に、「買建玉 一括決済」や「USD/JPY 一括決済」をクリックまたはタップしても決済できます。

決済

 

利益確定

利益が確定しました。

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「売って買う」パターン

FX の場合、「売り」から入って行くこともできます。

USドル/円 の場合、(ドルを持っていなくても)円安の時にドルを売り、円高になったらドルを買うことで利益が出せます。

「なぜそんなことができるのか?」みたいな話はまた別にするとして、ここでは、実際の取引画面の画像を見てイメージを明確にしてください。

やることは「買って売る」場合と比べ、右と左が逆になるくらいの違いしかありません。

売 Bid

チャート(折れ線グラフ)を見て、これから下がっていきそう(円高に動きそう)だと思ったら、「売 Bid」とある青いボタンをクリックまたはタップします。

※ドルを売ったものと擬制されます。「空売り」のイメージです。

ショートエントリー

ショートエントリー

含み益・含み損

「売り」でエントリーした場合、決済に適用されるレートは赤ボタン上の「買 Ask」の数字です。

含み益・含み損も、勿論、エントリーした時のレートと現在の「買 Ask」のレートの差が計算に用いられます。

ショート含み損

決済

頃を見計らって、決済します(買い決済)。

※ここでも「クイック決済」を使うことにします。

クイック決済

クイック決済

ショート決済

一瞬の間に、利益「110円」が「90円」に変わったため、「本日の損益」は90円だけ増えて+280円に。

※通常は、1度のトレードで、1 Lot あたり数千円の損益になることが多いです(私・Hajimeの場合)。

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指値・逆指値トレード(予約取引)

指値トレードとは、現在のレートよりも有利なレートに動くことを予想して有利なレートを指定し、実際のレートがそのレートに動いたときに自動的にエントリーまたは決済する予約取引のこと。

もっと下がったら買おうもっと上がったら売ろう

逆指値トレードとは、現在のレートよりも不利なレートに動いた場合でも許容範囲で収まるように、許容範囲内のレートを指定して、実際のレートがそのレートに動いたときに自動的にエントリーまたは決済する予約取引のこと。

上がるようなら買おう 下がるようなら売ろう

指値も逆指値も、買いエントリー、売りエントリー、売り決済、買い決済のいずれの場面でも使うことができます。

また、エントリーから決済まで(「買って売る」「売って買う」)のプロセスを丸ごと、指値と逆指値、指値と指値、逆指値と逆指値を組み合わせて予約することも可能です(後述「エントリーから決済まで予約」)。

指値のやり方

以下、DMM FX の取引画面で指値のやり方を見てみます。

【DMM FX】について詳しくはこちら

指値 買いエントリー指定

① 右上「注文タイプ」から「指値」を選択

指値 買いエントリー1

② 「買」の場合、現在のレートよりも低いレートを入力。ここでは、1ドル=139.30円で指値買いしてみます。

※指値に矛盾した数値を入力した場合は、エラーの警告表示が出た上、入力できないので心配は無用です。

指値 買いエントリー2

③ 「発注する」

指値 買いエントリー3

④ 「注文する」

指値 買いエントリー4

⑤ 見慣れた表示に戻すには、「即時」

指値 買いエントリー5

⑥ これで、いつもの表示になりました

指値 買いエントリー6

⑦ 「注文照会」のタブで確認できます。

注文照会

あとは、139.30になるのを待ちます。

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買いエントリー約定(自動)

パソコンやスマホから離れている間に、指定していたレート(今回の場合、139.30)になったら、自動的に買いエントリーします。

取引画面に戻ってきて覗いてみると…

先ほどまでは「0」が並んでいた「買建」の欄に金額の動きがありました。

指値買いエントリー約定

「ポジション照会」のタブにも反映されます。

ポジション照会

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指値 売り決済指定

買いエントリー後、まだ決済していない場合(=買いポジションを持っている場合)、売り決済のレートをあらかじめ指定しておくことができます。

① 「ポジション照会」タブから「決済指定」の欄にチェックマークを入れます。

ポジション照会

決済指定

※含み益230円から90円に変化していますが、一瞬でこのくらい変動するのはよくあることです。

② 「注文タイプ」で「指値」を選択し…

指値売り決済

③ 現在のレートよりも大きな数字を入力し「発注する」~「注文する」

指値売り決済レート指定

指値売り決済確認

④ 確認は「注文照会」タブで。

注文照会2

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売り決済約定(自動)

パソコンやスマホから離れている間に、指定していたレート(今回の場合、139.40)になったら、自動的に売り決済します。

取引画面に戻ってきて覗いてみると…

先ほどまでは「0円」だった「本日の損益」の欄が「+1,000円」になっていました!

※逆に、先ほどまで動きのあった「買建」の欄は「0」が並んでいます。

指値売り決済約定1

確認は「約定履歴」タブで…

指値売り決済約定2

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指値 売りエントリー~買い決済

「指値・売り」で入って「指値・買い」で抜けるパターンも同様です。右と左、数字の大小が逆になるに過ぎません。

① 指値 売りエントリー指定

指値売りエントリー1

指値売りエントリー2

▼金額は、現在のレートよりも小さい数字で

指値売りエントリー3

② 売りエントリー約定(自動)

指値売りエントリー約定

③ 指値 買い決済指定

指値買い決済1

指値買い決済2

指値買い決済3

買い決済約定(自動)

指値買い決済約定1

▼確認は「約定履歴」タブで

指値買い決済約定2

※以上は、DMM FX の取引画面です

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逆指値のやり方

指値の操作の仕方が分かっていれば、逆指値の操作の仕方が分からないということはないはずです。

エントリー時

エントリー時に逆指値を指定するのは、「勢いのある方向に乗っかる」ことを狙う場合です。

やり方はこれまで見てきた指値のやり方をそのまま応用すればいいので何も難しいことはありません。

逆指値エントリー1

▼逆指値で買いエントリーする場合、現在のレートよりも大きな数値を入力します。

逆指値買いエントリー

▼逆指値で売りエントリーする場合、現在のレートよりも小さな数値を入力します。

逆指値売りエントリー

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指値と逆指値を同時に指定(OCO)

上昇&下降

ポジション(エントリー済みで未決済の状態)がある場合、指値と逆指値の2種類の決済レートを同時に指定することができます。

・実現可能と考える範囲で、現在のレートより有利なレートで決済する(指値)

・許容できる範囲で、現在のレートより不利なレートで決済する(逆指値)

を同時にカバーする狙いです。

※必ずしも万能な方法というわけではありません

OCO1

▼「OCO」を選択

OCO2

▼買い決済なので、指値は現在のレート(139.401)より小、逆指値は大に指定

OCO3

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エントリーから決済まで予約

「買いエントリー~売り決済」または「売りエントリー~買い決済」を予約でする方法。

① 決済を「指値のみ」または「逆指値のみ」にするIFD

② 決済を「指値と逆指値を同時に指定」するIFO

の2通りの方法がある。

IFD

IFD1

エントリー:買い or 売り× 指値 or 逆指値

決済:指値 or 逆指値

IFD2

IFO

IFO1

エントリー:買い or 売り× 指値 or 逆指値

決済:指値 and 逆指値

IFO2

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FX 始め方

Posted by Hajime